2020年2月10日(月)、10時より本東寺において慧日梅の観梅会が開催されました。今年は気温が高い日が続く暖冬になったため、梅の開花が例年より早く、慧日梅の中心にある樹齢230年の枝垂れ梅はピークを過ぎていましたが、風が吹く度に舞い散る花びらの優雅な様子で訪れた人の目を楽しませていました。
また、初日の今日は、開催時から多くの観光客が訪れ、満開に咲き誇る梅をゆっくりと愛でていました。延岡市長や市議会議長などが出席し、若山牧水の短歌の朗詠や居合道の演舞が披露された式典も行われました。
毎年恒例の延岡茶道連盟による野点も好評で、わざわざお抹茶を頂くために来られた方も多く、梅の花に囲まれた風情ある景色の中で、茶道連盟の方々との会話を楽しんでいました。
そして、今年初企画として「梅さんぽ」が行われ、笠江洋子さんがガイドをつとめ、慧日梅からスタートして市内の神話の地や新スポットの臥龍梅などをめぐりました。ツアー参加者は延岡の歴史にまつわる話や梅を愛でながら、一足早い春の訪れを楽しんでいる様子でした。
式典の様子
司会・進行補助:2020のべおか若鮎レディ 川野遥香・大島桃子
献酒・献花:塩月眞氏 片寄秀一氏
若山牧水短歌朗詠:若山牧水延岡顕彰会相談役 塩月眞氏
主催者代表挨拶:延岡観光協会代表理事 谷平興二氏
会場:本東寺より吉田副住職挨拶
来賓挨拶:読谷山洋司 延岡市長
来賓挨拶:延岡市議会 松田和己 議長
居合道・抜刀道演舞:宮崎県居合道連盟会長 黒木山雄氏
若山牧水短歌朗詠:若山牧水延岡顕彰会相談役 塩月眞氏
鏡開き・乾杯:発声 延岡観光協会顧問 田丸眞氏